お盆に飾るなすときゅうりの意味は?作成から処分までの流れ

    子どもの頃、お盆の時期に飾るからと言っておばあちゃんがなすときゅうりを使って必死に馬みたいなものを作っていました。

    子どもだった私は「なんだろう?」と思うぐらいで気にもなりませんでした。

    しかし結婚してお盆になり旦那の実家に行くと・・・。なんと謎のなすときゅうりが飾られていました。

    義母に「それなんですか?」とも聞けず、家に帰って急いで調べました。

    旦那の実家では失敗はしたくないですよね。

    これを読んでいるあなたも、私と同じく疑問に思ったはずです(笑)そこで、なすときゅうりの意味や作り方、処分までわかりやすく説明しちゃいますね!

    なすときゅうりを使う意味は?

    さっそく答えですが、謎のなすときゅうりの馬?の正体は“精霊馬”と言います。

    精霊馬とはお盆の時期に故人がこの世とあの世を移動するための乗り物と言われています。

     

    ナス・・・牛を表しており、お供え物をたくさん乗せてゆっくりあの世に帰られるようにと由来されています。

    きゅうり・・・馬を表しており、早くこの世に帰って来られるようにと意味されています。

    地域によってはなすときゅうりの意味は違ってきます。

    ナスは故人を丁寧に迎えるために迎え盆に作る、きゅうりは早めに帰っていただくために送り盆に作るといった意味を持ち合わせる場合もあります。

    でも、絶対になすときゅうりでなければダメなの?と思いますよね。

    なすときゅうりを使う理由というのは、はっきりしていないのです。お盆が夏の時期で収穫が盛んで手に入りやすいからなのではと言われていたりもします。

    実際に、なすやきゅうり以外にも藁なんかで作られたものもあります。

    私の考えですが、なすときゅうりの形が馬に近い事も理由じゃないかな~って思いました。

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    作り方や飾り方は?

    精霊馬の作り方や飾り方について見ていきましょう!

    この先を見ていただくとわかりますが、ものすごく簡単です(笑)

    まずは精霊馬の作り方。

    <用意するもの>

     ・なす
     ・きゅうり
     ・割りばし

    <作り方>

    1.割りばしを均等になるよう切って8本の足を用意する

    2.なすときゅうりにそれぞれ真っすぐ立つように1で作った割りばしの足を刺す

    3.かんせーい!

    とても簡単ですよね(笑)。注意点としては、ヘタは頭となるので切り落さないようにしてください。

    ポイントは・・・真っすぐ立てるようにしてあげることぐらいですかね。割りばしを切る時は長さを揃えてくださいね♪

    次に飾り方にいきましょう。

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    飾り方

    まずは盆棚(精霊棚)を用意してください。

    小さな机やテーブルを用意し仏壇の前に置きます。小さな机に“まこも”を敷きお供え物などをおく台にします。

    ※まこもとは、ござの様な下にしく物です。以下の画像の様な物ですね。

    盆棚の左右に盆堤灯を配置します。

    あとはお供え物や精霊馬、仏花などを配置していくのですが、盆棚の大きさや宗教によってやり方が変わってくるので、一般的な飾り方を紹介します。

    <上段> 位碑や過去帖

    <中段> 霊供膳、お供え物

    <下段> 精霊馬、三具足、香炉

    最近は飾り方も家庭によって大きく変わってきています。

    マンションなどスペースがあまり取れない場合は簡易設置することが多いそうです。ただ精霊馬の向きは守るようにしてください。

    迎えるときは内向き(盆棚の方を向く)に、送るときは外向き(盆棚とは反対に向く)にしてあげてください。

    お盆が過ぎたらどうすればいいの?

    お盆が過ぎたら精霊馬はどのように処分すると思いますか?

    ご先祖様の送り迎えの役割を持っているのだから、さすがに食べることはできないですよね。

    じゃあ、どうするのかと言いますといくつか方法があります。

    • 海や川に還す
    • 燃やす
    • 土に還す
    • お寺に処分してもらう
    • 白い紙(キッチンペーパーなど)で包んで塩で清め捨てる

    精霊馬は土から生まれたものなので、役目を果たすと土に還ると言われていることから土に還すという方法があります。

    海や川、土に還す、燃やすといった方法は現在では行いにくいので、塩で清め捨てるというのが簡単にできるかなと思います。

    捨てるときは生ごみに捨てましょう。以上で精霊馬の紹介を終わります。

    最後に

    毎年、お盆になると悩んでいた悩みも少しは解決できましたでしょうか?

    子供の頃は知らなくとも大丈夫ですが、大人になると知らないとマズイですからね・・・

    覚えることややることがたくさんあるかと思いますが、家庭ごとで精霊馬を作って飾りつけをし、ご先祖様を温かく迎えてあげてほしいです。

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